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バラの虫と病気について

4月、5月に零下になるような寒い日があったり、強風が吹きまくって、
ダメージを受けたバラなどもあり、ハラハラしましたが、
蓋を開けてみましたら、バラが良い感じです。

例年より開花も早いですし、梅雨前にお花が咲いてくれていますので
ものすごく楽しめています。

お客様のお話を聞いていますと、本当にバラの栽培は色々だと思います。
お手入れや、薬、肥料の事を相談されることもありますが、
本当に一概に言えなくて。。。中々難しいです。
植えている環境に非常に左右されますし、品種による耐病性の差なども
大きいのかなと思います。

お尋ねが多いのでちょっとだけ書いてみます。
ただ、あくまでも私の栽培してきた感覚です。
バラの育て方の考え方はそれぞれですし、本やネットでの情報なども
たくさんあると思いますので、あくまでも私の感覚です。スミマセン(汗)


バラの栽培で今一番聞かれるのが虫と病気についてです。

気持ちよい風が吹いて、快晴のお天気が続いていますと、
病気はあまりつかないのですが、
雨の日が続いて、その後も曇りがちというお天気になりますと
パーッと新芽や葉に白い粉の様な、うどん粉病が付いてきます。
特に蕾が付いている時につきやすいです。

黒点病(黒星病)は風が強い函館では一番注意が必要です。
葉がたくさん茂ってから、強い風が吹きますと、棘に葉がこすれて傷がつきます。
その傷から病気が始まり、潜伏期間のあと病気になります。
強風が吹いた2週間後くらいから葉に黒い点々が発生します。
そのうち葉が黄色くなり落葉します。
そのままにしているとどんどん他にも移りますし、
黒点病の葉が地面に落ちたままにしていると、菌が地面にも付いて、
その後雨などで地面の水が跳ね返ると、そこから病気になったりしますので、
必ず葉は拾って捨てて下さい。

バラの病気も色々あるのですが、この2つが一番多いと思います。

うどん粉病は殺菌剤をかけると、結構落ち着くことが多いので、
あまりひどくなる前に、さっとかけておくと良いですし、
ご心配な方は雨が2,3日降った後や、1週間くらい曇りが続く時などに
予防のために殺菌剤を使うというのもありかと思います。

農薬を使いたくないという方は うどん粉病やアブラムシには
”有機のしずく”は結構効くと思います。
色々試してきて、私の中では一番感触が良いです。

黒点病は黒い点々が付いてから薬をかけても遅いので、
強風が吹いた後などに予防のために葉の裏、表と全体的に殺菌剤をかけておく。
このくらいでしょうか?


寒い季節は虫は少ないのですが、初夏が一番虫が多くなります。

アブラムシは新芽ににつきやすいです。付いていたら、私は指でつぶしています。
もう無意識で(笑)気持ち悪い方はティッシュなどでつぶしてもいいかもしれませんし、
シャワーの様な水流で洗い流すというのも簡単です。

肥料が多いとアブラムシが付きやすくなります。(特にチッソ成分)
大事に肥料をたっぷりやっていると、アブラムシが付きやすくなり、
アブラムシが付いてきますと、アブラムシが分泌する排泄物からカビが発生して
病気になりやすくなるので、アブラムシとうどん粉病は結構セットで起こります。
これは野菜作りで気を付けていることなのですが、バラにも当てはまるかなと
思って実践しています。

そのため、自分で栽培しているバラには肥料は4月と、花が咲き終わった後の2回だけ、
サラっとやっています。
肥料を少なくするようになってから、アブラムシとうどん粉病が劇的に減り、
バラの栽培が非常に楽になりました。

アブラムシ以外の虫はコントロールできないので、
毛虫やバラゾウムシなど、こういうのが一番の悩みです。
本当に小まめにチェックして見つけたら潰す。という地道な方法と、
まあちょっと食われてもいいか。という諦めでやってます、私は(汗)
嫌な方はやはり殺虫剤を使うのが早いかな?と思います。


お天気が続く年や、雨の多い年によってもずいぶん変わりますし、
植えた場所によってもかなり違いが出てきます。

風通しが良いと、うどん粉病は付きにくいのですが、
風が強く吹き付ける場所だと黒点病が付きやすくなったり、
南向きの日あたりの良い場所が良いですが、そんな場所ばかり確保も出来ませんし、
様々な場所でバラを管理してみて、根付いて良くなったバラを見ますと、
なるほどな―。ここが良かったんだ。と後になってから理由が分かります。

植えてみて、1年様子をみて、バラが良い感じなのか、あまりよくないのか
ちょっと見ていただくのも良いかもしれません。
そのうち、ここなら良いだろう?とか、よい場所が分かってくると思います。

うどん粉病や、アブラムシはコントロールしやすいのですが、
黒点病だけはどうにもできなくて。
強風が吹いて、葉がこすれているのを見るたびに「もう止めて~」と
心の中で叫んでしまいます。

そのため、とにかく耐病性、耐病性、耐病性の品種。と
黒点病になりにくい品種ばかりを選んでしまうのです。
ですから、当店で扱うバラは寒さに強く、耐病性の高い品種を選ぶようにしています。

私は大事な時期に店の仕事が非常に忙しいので、
自分のバラの事など気にしていられません。
冬に囲いをするとか、季節に合わせてどうするとか、
そういうのも面倒くさいのでしたくありません。
ですので、丈夫な品種だけを絞って植えて、ほったらかしで栽培しています。
それでうまく育たないなら、スミマセン。
うちでは上手く育たないという事で諦めております。

そんな乱暴なやり方ですので、強いのだけが残っているわけです。
そういう意味ではテクニックを全く持っていなくて、
バラの強さのみに頼っております(汗)

ですが、そのくらいで考えているので、バラ栽培は非常に楽で、
とっても楽しくやっています(笑)


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by solaogplanta20 | 2021-06-28 00:57 | バラ

ハーブのお仕事と日常の事などを書いています


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