季節に合わせた営業の流れ
2022年 11月 21日
どうしても季節と密接に関わっていく園芸の仕事は
その季節季節で販売するものが変わっていきます。
新ダネの入荷は1月、1月後半くらいからお客様が動き出し、
お花のタネの販売のピークは2月で、野菜のタネのピークは3月です。
(種を蒔く時期が販売のピークではありません)
タネの販売がひと段落した頃、自家製苗の種まきが始まります。
種まきをしたところで、私の気持ちも冬から春へとシフトして、
植物中心の生活が始まります。
ソラプラのオープンはいつも4月初旬頃です。
オープンしたては まだ花苗が入荷していませんが、
秋冬を中心に集めてきた園芸雑貨などがお店に並んでいます。
4月上中旬頃を目安に寒さに強いパンジー、ビオラを筆頭に苗が続々と
入荷してきます。
魔の20日と心の中で呼んでおりますが、
4月20日をスタートに、とんでもない数の苗が毎日大量に入荷してきます。
4月20日からGWまでが1年間でもっとも忙しい期間です。
(これは来客数とは関係ありません。私の忙しさはお世話をする花苗の数で決まります)
この期間は私、ちょっとおかしくなってます。
この期間にあれこれ言われても、もう何も考えられないくらい
水やりと、花苗の世話で頭がいっぱい。あとはお風呂に入って、寝るだけ。
このあと、5月15日前後から野菜苗の販売がスタートします。
各メーカーさん、道内の生産者さん、函館近郊の農家さんにお願いして
作ってもらっている苗などが大量に入荷します。
その時期は離れて暮らす妹も仕事を休んで手伝いにくるほど。
(これも来客数とは関係ありません。苗の数による忙しさです)
5月前半はお花の苗のピーク、5月後半は野菜の苗のピーク。
ハーブ苗のピークは4月下旬からGWにかけて。
ハーブの苗が入荷し始めるのは15日から25日くらいの間に入荷します。
自家製のオーガニック苗はGw頃からレタス苗、5月中頃からバジル苗、
その他のハーブやトマト苗はその時のその時の状況に合わせて販売します。
花苗の入荷は6月いっぱいくらいまで続き、植物のお世話は8月いっぱいまで
毎日休みなく続きます。
7月くらいから、夏にまく秋ダイコンや白菜、キャベツのタネが入荷して
それと同時に7月後半から8月が秋用のタネのピークになり、
8月末頃ニンニクの球根も入荷します。
8月末くらいからは秋植え球根も入荷してきます。
9月にチューリップや、ヒヤシンス、スイセン、スカシユリ。。。
10月にカサブランカなどのオリエンタルユリ
球根販売のピークは9月、10月です。
ソラプラにも水栽培用の容器をお求めになる方や、
やり方を聞きに来られる方が訪れ、春とは違った賑わいをみせます。
それと共に、ハーブティーを買いに来る方々が増えてきます。
ハーブティーの販売は9月から12月がピークです。
10月中旬頃に外に出していたハーブの鉢植えを室内へ入れ、
植え替えするものは植え替えをします。
宿根草は剪定をして休ませます。
その頃にはお店は冬支度の準備が始まっていきます。
棚卸の季節、来年用の苗の注文の季節、大掃除の季節、
春には出来なかった事務仕事の季節。
そして、雑貨などの仕入れの季節です。
お店の暇な時期を利用して教室を行います。
6月くらいからハーブ教室のお問い合わせがポつポつ入りだし、
8月末頃から本格的にお申込みが入り、9月に日程調整をして、
決まり次第教室が始まります。
私の中では1月から3月まではタネ、4月から7月までがお花の季節、
8月休憩、9月から2月までが教室とハーブティー
このような流れで、店も上手く役割を分散させながら営業している感じです。
こういうお店って、ちょっと普通ではないかもしれませんが(笑)
店の流れで、季節を意識してもらえたらと思っています。
ゾネントアのハーブティーや、シングルハーブティー、コーディアル、マヌカハニーなど、
植木鉢や園芸雑貨もかなり少なめですが置いています。
植物系は店が寒くなったら、自宅に一旦非難させて、また春に店頭に出します。
ハーブティーの量り売りは教室建物の方に移動してしまいましたので、
事前にお電話かメールでお問い合わせください、
お待ちいただけるならその場でもご用意できます。
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by solaogplanta20
| 2022-11-21 00:53
| お店について
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