お庭のお花をお部屋に
2023年 06月 02日
今まで、切り花に出来るお花=茎の長いお花、背丈のあるお花。というのが一般的でしたが、
私はお庭を見渡せばどんなお花も切り花に出来ると思っています。
球根植物でも、背の低い宿根草でも、花木でも、ハーブでも、葉っぱしかない植物でも
寿命の短いものも、1か月くらい持つものも、色々ですが、
私はあまり気にしないで、その時咲いている植物を摘んで花瓶に生けています。
ダメになったものは取り除いて、新しいお花をプラスして。。。とやっていくと、
毎回ブーケも雰囲気が変わって、新鮮な気持ちです。
アネモネ(球根)
アネモネ(球根)・プルモナリア・イベリス・ブルンネラ(宿根草)
ローズゼラニウムの葉(ハーブ)
大型のお花も
ジギタリス、デルフィニューム、オダマキ(宿根草)
宿根草も球根植物も1年に1回だけ、季節に合わせて咲きます。
だから、そのお花を切り花にすると、季節の微細な移り変わりを実感できる、
とっても贅沢なブーケになるのだと思います。
切り花にしたい植物は少し多めに植えておくとよいとおもいます。
1株ずつしか植えていないと、もったいなくて切り花にしにくくて、
結局、枯れる寸前くらいにやっと切るので、全然長持ちしない切り花になってしまいます。
先日、妹が東京から店の手伝いに来てくれて、
私が庭のお花を切っているのを見て、すぐにまねしました。
今年植えたばかりで、蕾がやっと咲いたデルフィニュームや、
まだ咲いたところを確認していなかったゲラニウムを切り花にしていて慌てました。
1年に1回しか咲かない宿根草のお花をそんなまだ咲き始めた瞬間なのに
切っちゃうなんて。その後はお花の無い状態のまま来年まで育てるのは私なのに。
そして、花瓶に生けて、「何かイマイチだねー。やっぱりいいや、
お姉ちゃんにお返しします。」っと返されました。
お花屋さんで切り花を買って楽しんでいる妹には庭で育てている宿根草のお花の
貴重さは分かっていないらしい。
痛恨です。痛恨。
こんな思いをしなくてよいように、今年は何でも少し多めに植えています。
お庭のために1株、もしもの保険のために1株、切り花にする分1株という感じに。
いつか、切り花し放題のお庭になったら嬉しいです。
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by solaogplanta20
| 2023-06-02 00:06
| お庭
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