夏用のお花、植え替えしたものあります
2023年 07月 26日
入荷した花苗は やはり1か月以降くらいから、
ピークを越えて苗の状態がどんどん劣化していきます。
液肥を週1でやって、傷んだ葉を取って、切り戻しをして。。。
と、お手入れし続けても限界が来ます。
早く買うと苗の状態がよいですよ。と言っても
お客様のタイミングがやはりあるので、そうとばかりも言っていられないですし、
毎年、7月、8月に植え替えようのお花を探しに来られる方がとても多いので、
何とか、良い苗を保てないかな?と考えまして、
今年はピークを越える前に、植え替えをすることにしました。
これも実はちょっとチャレンジでした。
植え替えをすると、苗の状態をより長くキープできて、
株をもっとよくすることが出来ます。
ですが、鉢代や土代を加算しなければならないので、その分高くなります。
世の中的には夏になると、イマイチになった苗が大安売りになるので
益々価格的に真逆をいくことになります。
植え替えた方が絶対に良くできる。とは前々から思っていましたが
この価格を受け入れてもらえるのか。というのは自信がなかったです。
普通のお客さんが「この苗は植えかえてくれたから高くなったのね」とは
分からないですしね(笑)
価格だけ見ていらっしゃる方々には理解していただけないかもしれませんが
こんな時期だけど、ここには元気に育った苗があるね。と感じてもらえるお客様が
少人数でもいて下さったら、うれしいです。
フィエスタ
左、入荷した9cmポットのままの現在。
真ん中、9cmポットの苗を3日前に12cmポットに植え替えた現在。
右、9cmポットの苗を1か月前に12cmポットに植え替えた現在。
9cmポットの苗もまだ何とか元気はキープしております。
液肥を週3くらいでやって、黄色くなった葉は取り除き、形悪く伸びた茎は剪定し、
もう根詰まりしているので、水やりは1日4回やっています。(それでもすぐに乾きます)
12cmポットに植え替えたものは根詰まりをしていないので、大きく広がってきます。
液肥は週1回、株が疲れないように、お花は早めに摘み取りをしています。
水やりは1日2回やっています。お手入れはほとんどしなくてよいので、管理は楽です。
こちらの苗も更に大きな鉢や、花壇に植えかえると、もっともっと大きくなります。
ポットに植え替えたので、その分鉢代を節約しました。
土は一番良いものをブレンドして、肥料もたっぷり入れています。
どうせ、これから植えるのだから、小さな苗があればよいのに。とおっしゃれられる方が
いらっしゃるのですが、生き物なので、小さな苗のまま2か月も3か月もキープすることは
至難の業です。大きな鉢に植えかえたからこそ、元気を保てるので。
そして、根詰まりした老化苗を植えても、中々大きくなりません。
特に、この真夏に苗を植えるということは非常に厳しいことですし。
そこで、老化苗になる前に植えこんで大きく育てている鉢植えも作りました。
上の写真のフィエスタの鉢植えや、ビンカの鉢植え、サンパチェンスなども作っています。
すぐに飾れて楽しめると思います。
確かに、価格はその分高くなってしまっておりますけれど。
そこはスミマセン。
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by solaogplanta20
| 2023-07-26 00:23
| 栽培
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