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お庭作りの記録⑤2023年宿根草エリア

もう何十年も3代にわたって植えこんできた既存の庭なので、
今植わっている植物たちの存在も気にしながらのお庭作りとなります。

ただ、あまりにも漠然としすぎてしまうので、
ひとまずエリアを分けて植えこむことにしました。

一番宿根草が多く植わっている手前のエリアを宿根草ガーデン
真ん中のセントジョーンズワートを増やしているエリアをハーブガーデン
桜の木の下の日陰エリアをシェードガーデン

という事にして、宿根草は宿根草エリア、ハーブはハーブガーデン、
半日陰を好む、もしくは半日陰でもいけそうな植物はシェードガーデンへ
植えこむということにしまして、まずはこの3エリアからスタートすることにしました。
プレッシャーの大きい新しくできたエリアは今年は様子見です。


宿根草エリアは木を撤去したお陰で日当たりがものすごく良くなりました。
場所が大きく空いて、日当たりも良くなったお陰で、今までそこまで目立たなかった
オリエンタルポピー、ルピナス、シャスターデージーなど大型の宿根草が
工事中の2年で一気に大型化しました。
オリエンタルポピーも、以前はこの5分の1くらいでした。
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オリエンタルポピーとルピナス
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その後に咲くシャスターデージーとゲラニウム
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大きな木を全て撤去したため、ガランとした空間になってしまいましたので、
まずは木を植えることにしました。

コロナ前からキープしてきたヘーゼルナッツの苗木を2つ植えました。

市場の見本市で見つけた時に衝動買いしました。
ただ、工事も始まり、中々植えることが出来ずに4年間も植え替えもせず、
庭の隅にほったらかしに置いていたので、主軸は枯れてました。
かろうじて、脇から枝が出ていたので、死んではいなさそうという苗。
上手く根付いたとしても、どう考えても樹形の悪い木になりそうな予感です。
悪い苗を植える時は「もう捨てるくらいならやってみるか」くらいの覚悟を持って
過大な期待は持たずに植えています。

半年たって今現在、根付いているのは確認できます。
これから5年くらい様子をみる予定。
木はどうなるのかは植えてみないと分からない所がありますし、
草花と違って成長は遅いので5年、10年くらいの様子見は覚悟の上です。
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それから、たくさん隙間があいてしまったので、ここに宿根草を植えこみました。
チマチマやっているとお金も時間もかかるので、大型化する宿根草を中心に。

大型化する宿根草、デルフィニウム(2年草扱い)、ジギタリス(2年草扱い)、ルピナス、
大きく広がる宿根草、ゲラニウム、リクニス、ポレモニューム、キャットミント、ベロニカ

宿根草は冬を越えてから本来の姿になるので、今年はとにかく植えるだけです。
だから、全体的なイメージが浮かびづらいのが難点です。
お隣の植物との調和とか、頭の中ではこんな感じになるかな?とは思うのですが
背丈や広がり具合も実際には来年になってみないと分かりません。

植えた年にお花が少し咲く場合も、私は来年のために余計なエネルギーを
お花に使ってしまわないように植え付けた年の宿根草のお花は
早めに切ってしまう事にしています。→これを切り花にすると勿体なくないです。

それから、咲いている宿根草の苗を植える場合はお花も蕾もを切ってから植えています。

デルフィニウム、来年のために植えましたが、早い時期に植えたお陰で今年もお花が
見事に咲きました。やっぱり可愛い。
デルフィニウムは夏越しが難しいお花のため本州では1年草扱いということですが、
函館では2年くらいいけます。ただ、暑さに弱いので、春早い時期(4月中から下旬)に
植えることがポイントです。
宿根草扱いではないので、早めに植えて今年からお花を楽しみます。
植えるのが遅いと、今年のお花がポットの中で咲いてしまうので、1年損しちゃう。
バラとの相性も抜群です。
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ピンクのサポナリアとの組み合わせも可愛かったです。
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忘れてました。昨年秋にギガンチュームの球根を植えていました。2球。
忘れていたお花が咲くと、ちょと嬉しくなります。
今年も追加したかったのですが、球根は生育不良のため出荷中止となってしまいました。
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ジギタリス、良く育ってます。お花は今年は咲いてません。
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秋にはシュウメイギクの苗も追加。
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2024年にどうなっているのか?
宿根草は一年草と違って、来年のために植えて、3年くらい様子をみるという作業が必要なので、
気の長い人向きです。想像力も必要。
ただ、植えっぱなしで、毎年大きくなり、根付いてしまえば水やりも不要。
一年中咲いてはくれませんが、様々な品種のお花を植えることで、
それぞれが季節ごとに咲いてくれるので、お庭の変化も楽しめます。

宿根草は広い意味では多年草と言い、皆それぞれに寿命があります。
短いもので2,3年、長いもので何十年。だから、毎年何かが消えて、何かが大きくなって、
新しいものをまた追加して。。。と常に手を入れて、更新して、お庭を作っていく感じです。

お庭の景色は一期一会。今年のお庭の景色はもう来年は見られない。
飽きっぽい私が なぜお庭作りに飽きないのか?理由が分かります。




by solaogplanta20 | 2023-11-23 00:05 | お庭 | Comments(0)

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