ソラプラ作業日誌(4月8日の週)
2024年 04月 14日
4月9日(火)急激に外が寒くなり、お昼に苗を全入れ。
金曜日から、すべての苗を出しっぱなしにできたのに、残念です。
明日、明後日の最低気温の予報が1℃ということで、冬に逆戻りです。
4月10日(水)朝起きたら体感的には思ったほどではありませんでした。
快晴の良いお天気。日中は暖かく、苗をすべて出しました。
午前中から続々苗が入荷。マーガレット、オステオ、ビオラ、
札幌の市場からも苗が入荷、夕方も苗が入荷と、1日中苗が入荷しました。
実は水曜日が一番入荷の多い日です。
きっと荷物を月曜日に出すと、水曜日につくのだと思います。
一日中、段ボールを開封、苗を運び、状態を1個1個確認。
1箱は苗がすべてカラカラに乾いて到着、数回に分けて水やり。
ここまで乾いていると、1回の水やりでは根が全然吸わないので、
少しづつ様子をみながら水やりします。
1箱は湿気で中の段ボールがへこんで、もう少しで1トレー分のお花がつぶれる所でした。
大慌てで、開封し、お花を救出。
1箱は中が蒸れて、お花の内側に腐りかけの黒い葉がぺったりくっ付いた感じで到着。
このままにしていると、内側からだんだん悪くなって、葉が全滅になってしまいます。
1つ1つ溶けたような葉を取り除き、水洗いして、トレーに並べ、風を通し、
HB101を濃いめに入れた水をやり、養生。
というように、段ボールに入って送られてくる苗たちは毎回色々あります。
パッと見はお花がキレイに咲いていて、良さげに見えるのですが
きちんと確認しないと、後から問題が出てきます。
市場からの苗も油断できません。セロファンのカバーを取ると
中が蒸れて腐っていることも多々あり。傷み防止で付けている透明なカバーは曲者です。
うちでは真っ先にこれを外します。
毎回、1個1個確認して、状況に合わせてお手入れをして、養生し、
苗の状態に合わせて、いつから販売するか決めています。
様子をみながら日陰エリアに苗を出し、
15時、明日の朝の1℃に備えて、スタッフと一緒に苗をすべて入れました。
4月11日(木)快晴の良いお天気に6時に目が覚めました。
本当に1℃まで下がったのか疑問ですが、
大丈夫だろうと仕舞わなかった時に限って気温が下がり、
夜中にパジャマの上からダウンを着て仕舞いに行くみたいな大変な目に合うので、
いつも心配な時は念のため仕舞うようにしています。
8時から苗を出し、水やり。昨日入荷した苗も全部出しました。
外に出してあげると、元気になるような気がします。
出し入れを全部ひとりでやっていると、腕と肩が壊れて、5月までもたないので
半分出して、残りはスタッフの力を借りて。
夕方、15時半から一人で少しづつ中に入れ、
寒さの峠は越えたので、宿根草は念のため風よけのための不織布を
かけて外に出すことにしました。
薄い不織布を上に1枚かけるだけで、冷たい風を軽減できたり、
最悪、霜が降りた時の傷み防止にもなります。
4月12日(金)曇り 9時半15℃
曇りの朝は放射冷却現象も起こらないので安心です。
昨夜出しっぱなしの宿根草も全く問題なく、これなら他の花も出してもOKだったなと
思いました。毎回、心配しすぎる時はいらない心配に終わります。
15時半にまだ届いたばかりの花苗を仕舞う。
4月13日(土)
宿根草などは出しっぱなしのため、朝の苗運びも少なくすみ、楽ちんです。
苗を並べ、水やりを終えた頃、スタッフが出勤。
挨拶と共に「出すものありますかー?」と新人スタッフのNさんが声をかけてくれました。
「ないです!」と余裕の返事をして一回休憩。
夕方から霧がたちこみました。なんだか幻想的です。
今日は大丈夫そうなので、苗を出しておくことにしました。
北海道の春って、本当に困ります。
まだ寒い、暖かくなった、などと言っているうちに
あっという間に何でもかんでも入荷して、
わーっとパニックを起こしているうちに気が付いたら終わっている感じ。
今年はスタッフが午前中は大体いてくれる予定なので、一安心です。
もし、苗の出し入れを一人で全部やっていたら。。。と思うと恐ろしいです。
ベテランになりましたスタッフTさんは
私以上に植物や、お天気の事を気にかけて仕事をしてくれる心強い存在です。
まだ、入りたての頃、何をしてよいのか分からなかった時に、
静かに私の動きを観察していたようで、細かいところまでよく気が付きます。
入荷したばかりの苗は日の当たらない所に置くとか、
まずは蒸れないように苗を半分に分けるとか、教えなくてもやっているので
毎回感心する事ばかり。
ソラプラのInstagramもスタッフTさんがやっています。
新しいスタッフNさんも、まだ日は浅いですが、とってもしっかり者で、
教えたことは1回でマスターし、もう言わなくても、やってくれます。
初めてのお仕事をやった後は必ず「これで良いかどうか見て下さい」と、
出来栄えを披露してくれる可愛い人です。
シーズン中、私は ひたすら、ワーワーやってます。
大体、苗の水やりをしているか、入荷した苗のお手入れをしているか、
何かの植え替えをしているか、ちょっと疲れて休憩しているかのどれか。
あ、あと、お客様とおしゃべりしているか。
スタッフたちにも「すっごい忙しそうに作業をしていても
お客様の質問には絶対に答えるので、必要だったら、すぐ呼んでね。」と言っております。
1分1秒でも時間が惜しいので、お客様がお越しになっても作業はしておりますが、
聞きたいことがあったら、遠慮せずに ぜひお声がけ下さい。
スタッフTさんが、ピンセットで傷んだ葉を1枚1枚除去。(細かい作業です)
私が文句を言いながら、老眼鏡をかけてやっているのを見ているせいか
黙って、やっておいてくれていました。ありがたいです。
この作業で、私は結構指に棘を指してしまい、後から皮膚の中に残った棘を抜くのに苦労します。
・
by solaogplanta20
| 2024-04-14 00:13
| お店について
|
Comments(0)