バラの栽培は自己流
2024年 06月 04日
バラの栽培方法は本当に千差万別。
私も、バラの栽培方法の本をたくさん持ってますし、
様々なプロの方にもお聞きしたりしていますが、結局は自己流です。
我が家は苗を地植えすると、大概うまくいきませんので、
まずは鉢植えにして栽培します。
2,3年鉢植え栽培してから、地植えしています。
鉢で栽培するメリットは何かあった時に移動できる事。
強風や、突然の寒さ、お花が満開の時の雨など、臨機応変に移動できます。
まだ、小さくて神経質な時にも対応できるので良いです。
鉢植え栽培の注意点は水やりです。
乾かすと、途端に弱って、虫や病気が付きやすくなってしまうので、
しっかり水やりをすることと、1年ごとに鉢を植え替えることがポイントです。
2,3年、鉢で栽培しながら、バラの樹形やお花の咲き方などを確認して、
ゆっくり地植えする場所を決めることが出来ます。
一番上手くいくのは鉢植えにしていて、その鉢の穴から根が抜けてしまって
根が付いてしまうパターンです(あくまでも我が家の話です)
父からすると、そんなの嘘だ。やっぱり、ちゃんと鉢から抜いて地植えしろ。
と言われるのですが、このやり方が本当に何でも上手くいくのです。
お店の横に植えたツルバラのポンポネッラも、鉢で1年栽培して、
根が鉢底から抜けて根付いたもの、お店の裏のロサカニナのツルバラもそう、
その他、ロザリーラモリエールや他のツルバラたちもそのパターンです。
わざと、ポリポットに大きな穴を開けて、バラを植え込み、土の上に置いておくと
1年も経たないうちに穴から根が抜けて、地植えしたようになります。
そうなると、水やりもいらなくなります。
あくまでも、私のやり方で、他のプロの方が聞いたらびっくりするやり方だと思うので、
マネしないで下さい。
基本的にバラもほったらかし栽培です。
虫と病気の対策としては
新芽にアブラムシが付いたりしますが、取れそうなところは指でつぶして退治しますが、
どうせ、強めの雨が降れば、アブラムシも全部雨で流されてしまいます。
うどん粉病はバラが元気だとあんまりつきません。
長雨が続いたり、曇りがちになると、うどん粉が付いてくるので、
そんな時は有機の雫をスプレーしています。
黒星病は風が強く吹いて葉がこすれ合うと、その傷から菌が入り込み
2週間後に発症します。
風に吹かれまくらないような場所に植えたり、枝が混み合わないように剪定するようにしています。
あとは神経質なバラは買わない、育てない。増やしすぎない。という信条でやっています。
私も、バラは毎年、1鉢か2鉢ずつ増やしております。
一昨年は フレンチローズのブランシュカスカード
昨年はフレンチローズのサンネールドゥルルドローズ
どちらも小花タイプのシュラブっぽいバラでしたので、
今年はロサオリエンティスの白花、トリニティにしました。
白好きなことと、トリニティ(三位一体)というネーミングに魅かれました。
早速、鉢植えにしました。
今年のバラの鉢植えについて、付いているお花は切るのか、切らないのか?
ご質問が多いのですが、
私は切る派です。蕾が付いた株でしたが、その蕾は全部切ってから鉢植えにしました。
対外、お花が咲くと、木が弱って、病気とかになりやすいので、
お花はいづれでよいので、まずは株を元気に育てようと思って。
もう、新芽が伸びてきました。根付いたようです。楽しみ。楽しみ。
ちなみに、スタッフTさんもバラ好きです。
元々、我々の出会いも、スタッフTさんがバラを買いに来たきっかけです。
スタッフTさんは今年はロサオリエンティスのブルーグラヴィティーを買っていきました。
Tさんは付いている蕾は咲かせて楽しんだそうです。
もし今後、ダメになったり、もう2度とお花が咲かないかもしれないから、
とりあえず、どんなお花なのか、見てみたかったのだそうです。
(ものすごい悪い事を想定した対策です(笑))
皆、それぞれのバラの栽培方法があり、楽しみ方があります。
それで良いと思います。
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by solaogplanta20
| 2024-06-04 00:47
| 栽培方法
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