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ソラプラ作業日誌(7月1日の週)

7月1日(月)晴れ 風強め
いよいよ、7月です。気分はとっくに7月でしたが。
久しぶりにザァーっと降ってくれたお陰で、お庭の水やりはしなくてよかったですが
お店の水やりは2回やりました。

本日は満開になったお花の切り戻しをしました。
ポットの中でお花が満開になると、その時点をピークに、後はどんどん劣化していきます。
本来ポット苗は買ったらすぐにお庭に植えたり、鉢に植え替えるものなので、
ポットのままで、お花がたくさん咲いて、その後根詰まりして老化苗になっていきます。
その老化を少しでも遅くしようと、液肥をあげたり、花がらを小まめに摘んだり
切り戻しをかけて、新しい葉を更新したりするわけです。

生きているお花たちの老化を止めることは出来ません。
まだまだ成長できる時点でお客様に買っていただいて、早めに植えてもらいたいです。
老化を遅くする努力がお手入れなのですが、私には老化を遅くすることしか出来ないので。

夕食後はエキナセアや宿根草の植え替えをしました。
ちょっと大きなポットに植え替えて、秋までに株を大きくしておこうと思います。
こちらも、老化苗にさせない工夫です。

日中は暑かったですが、夕方には気持ちよい風が庭を吹き抜けていました。
雨の後の庭はちょっと色々雨にやられたお花たちがうつむきがちに咲いてます。

本日、家庭菜園のキュウリを初収穫。3本大きくなってました。

7月2日(火)晴れ
雨が降ったお陰で、湿気がとれて、爽やかな初夏の雰囲気になりました。
これぞ、北海道の初夏です!函館は風も吹くので増々爽やかに。

昨日から、伸びきったハーブ苗や、満開に咲きまくった花苗の切り戻しばかりしております。
大量の切った茎や花をスタッフNさんが爽やかにゴミ捨てに運んでくれてます。
雨の後はテラスの床やトレイなどが汚れるので、吹き掃除をしたり、洗い物をしたりと
お掃除で忙しくなります。

花屋の仕事は本当に季節とお天気に合わせてです。
4月中から5月中までは苗が毎日入荷するので、その苗を運ぶ仕事がメインです。
段ボールで来る苗、トレイで何枚も来る苗、
その他、朝と夕方に店に仕舞ったり、外に出したりの苗運び、
調子の悪くなった苗をハウスへ運んだり、作業場へ運んだり、
ご年配のお客様の代わりに車に運んだり。。。とにかく苗も、土も運ぶものばかりです。

5月のGWくらいから、花がら摘みも出てきます。
老化を食い止めるために、早い段階から咲いた花を切ったり、咲かせないようにしたり
剪定して、枝数を増やしたりというお手入れがメインになり、ゴミが増えていきます。

6月に入ると、雑草取りや、外回りの掃除なども増え、ゴミはどんどん増えていきます。
根詰まりした苗の植え替え作業も始まり、古い土なども出ます。
基本的に、よそからきたポット苗の土はあまり良い土ではない事が多いです。
キーっ(何でこんなカスカスな土で植えるのよ)と、思いながら、
古い土を捨て、ものすごくお高い良い土で植え替えをします。
確かに、こんな土で植えたら、販売価格は値上がりしちゃうから出来ないよね。と思います。

私はコレに加えて、ずーっと毎日水やりです。ずーっと水やり。永遠に。
水やりの合間にお花のお手入れをして、植え替えをして、剪定をします。
そのお手入れして出たゴミを掃除したり、捨てたり、苗を運んだり、片付けたりという作業を
スタッフが手伝ってくれるから出来る仕事です。本当に。

スタッフNさんはソラプラで働くようになって、掃除に目覚めたと言っていました。
私も自分の家では極力何にもしたくない派ですが、お店では別人です。

7月3日(水)くもり 25℃ 湿度高め
湿度が高い暑さに非常に弱いです。朝からぐったりです。
先週からの事務仕事が思いがけず煮詰まりまして、今1月までさかのぼってのやり直しです。
そんな中、家の用事や、父の用事が朝からどんどん来るので
ただいまキャパオーバーで、逃避行動です。14時25分。

7月4日(木)くもり 27℃ 暑い
昨日はあのまま電池切れで、たいした仕事もしないまま終わりました。

本日は教室建物の窓枠やテラスなどの木製の部分の塗装を塗装屋さんにしていただきました。
新築の際に木製部分は1年後に再塗装をしたほうが良いですと言われていたのですが、
すっかり忘れて、2年後の塗装になりました。
そんなに変わらないと思っていましたが、塗ってもらったらパリッとして、よかったです。

それから、ちょっと計画していることがあり、倉庫の壁に木材を取り付けてもらいました。
建築士の富樫さん自ら、木材を購入されて、丁寧に取り付けて下さいました。
ありがとうございます。
これからどうするかは上手くいったら、またご報告します。

明日から雨という予報を聞くと、やっぱり無条件に動いてしまいす。
マリーゴールド5株、ヘリオトロープ3株を植えこみました。
あんなにステキだったジャーマンカモミールはすっかり枯れて、
茶色い藪になっています。タネをこぼしたいので、今は見て見ぬふりです。
もう少し、汚いままです。お見苦しくてスミマセン。

7月5日(金)くもり 湿度高い 夕方から雨
いやー、湿度。湿度が高いです。とうとう梅雨かな?
先週は水やりの大変さに、早く梅雨になって欲しいと言っていましたが、
こんな風にジメジメして曇りがちになると、やっぱり晴れの方がいいなと思ってしまいます。
人間って、何なんでしょう。。。
昨日は枝切ばさみを出してきて、バラの剪定をちょこっとしたのですが、
もうそれで、本日肩がバリバリです。

7月6日(土)くもり
午前中はガーデンレッスンでした。今回は奥まで行けました。
お庭の中でも、日当たりの良い場所、日陰の場所、風の通り道、様々あって、
その自分のお庭の環境に合わせて、植物を植えていくと、日々の作業は楽になります。
1か月前と今日では宿根草ガーデンも、1年草ガーデンも、全く様子は変わります。
生徒さんたちは お庭作りをされている方々なので、
お庭見学の後、具体的なお庭作りの質問がいっぱい出てきます。
堆肥作りの事、球根が入っているお庭に宿根草を植える場合、
こぼれ種で増える一年草と、タネを採って種まきする一年草についてなど、

このガーデンレッスンは 園芸の基本と、園芸中級を受講された方への
応用レッスンとして行っています。
園芸レッスンでは始めから、育て方のコツやテクニックみたいな応用はやらず、
まずは園芸の基本をしっかりやるようにしています。
先にこの基本的な部分を入れておかないと、ものすごく特殊なテクニックだけ手に入れても
なぜ、そうするのか?が分からないと、中々他の事に応用できなくなってしまいそう。
すぐに実践で役に立たなそうな園芸の基本も、まずは頭に入っていると、
その後の応用が活きてきて、更に応用の幅も広がってくると思います。

耐寒性のある一年草だから、こぼれ種で増やすことが出来る、
耐寒性のない一年草は自分で種を採って、翌年の春に種まきをする。
一番最初にやった、植物の種類分けで、植物には一年草や多年草があり、
その一年草や多年草も更に分かれます。
その特徴を知っていると、植え方や増やし方も植物の性質に合わせて工夫することが
出来るようになると思います。

ソラプラ作業日誌(7月1日の週)_f0400078_13173106.jpg
この季節、ムスクマロウが良い感じに咲き乱れます。


お店で販売しているお花たちの事をちょっと振り返ってみて、
入荷した苗は販売するための苗だとは全く思っていません。
自分が世話するための苗を またこんなに仕入れちゃったよ、もう。という気持ちです。

自分が欲しい、好きだと思うお花を買って、お店に並べて、毎日お世話をして、
そこへ、お客様がやってきて、「あ、このお花、私も欲しい」と言って下さる方がいらして、
嬉しくなって、「どうぞどうぞ」と、お花をお渡しする感覚に近いかなと思います。
だから、最後の1個が無くなるまで、ずーっと育て続けながらの販売です。


入荷した苗がすぐに売れるとは限りません。
特に花木系は長く栽培する事を覚悟して仕入れています。

今年、ちょっと嬉しい事に、花木系がたくさん売れたのです。

ヒメウツギ、一昨年は高すぎて1個も売れず、
昨年、少し価格が安いのを見つけて仕入れたのですが、
それでも結構高いですねと言われて、3分の2売れ残りました。
やっぱりダメか。とがっくりしながらも、それを大きなポットに植え替えて、
ひと冬越して、今年ぐっと大きくなって、お花がいっぱい咲いたら、
皆さんが「わーステキ―」と言って下さって、完売しました。

ミニバラのドリフトローズも数年前に仕入れたのですが、届いた苗はケソケソな苗で
よくこんなの送ってよこしたな。という気持ちでした。
本当に捨ててしまおうかと思いましたが、その苗を一先ず1年育てて様子を見ることにしました。
翌年、少し良くなって、良いものは売れたのですが、大半はイマイチでした。
捨てようかと思いながらもう1年様子を見たら、少しマシになってきましたが、
少しマシくらいなので、お客様に売るのも気が引けて、見なかったことにしてました。

ひと冬越えて、悪い苗は死んでしまいましたが、力のある苗がぐっと良い枝を出してました。
感動したので、その苗を植え替えて養生しましたら、1年でどんどん良い感じになりました。
その翌年、とってもよくなったのですが、中々売れませんでした。
やっと、昨年、ちょっと良いわね。と売れるようになりまして、
今年最後の3鉢が売れまして、完売となりました。長かったー。
今年は 皆様、「あの、ドリフトローズっていうの?良いわねーあれ!」と褒めて下さるので
ものすごく嬉しかったです。ここ数年の頑張りが報われました。


植え替えの時は一番良い土をふんだんに使って、肥料もバリっと入れて植え替えしてます。
栽培中は週1で液肥を投入、更に老化苗になってきますと、週1では足りないので
2日に1回というような頻度で液肥、そして、HB101もバンバン使ってます。
売れ残れば売れ残るほど。お金がかかっていくシステム。

うちは小さな店で、品ぞろえも悪いですし、好きな花ばっかりしか仕入れないので、
せめて、仕入れた苗は責任もって、なるべく良くして
お客様に渡したいなということを考えています。

届いた苗は選べないので、流石に、「えーこの状態から?」と思う事も多いですが
何とかカバーして、どの苗もちゃんと誰かに渡せるように、
何年経っても諦めないで、育てていこうと思っています。

まあ、途中で「もうー!ダメ!これ以上は無理!」と怒って、切り刻んで捨てる事
極たまにあり。昨年の猛暑の時、私の方が死ぬわ!と言いながら色々捨てました。

最終的に、樹形が悪くなってしまったり、うっかり枯らしたり、
イマイチな苗はどんどんダメになっていきますし、
ポットのまま寿命がきてしまったりするまで育て、
お客様へ販売することは難しいなと思う段階に来ると、自分の庭へ植えるか
処分するかします。

そうやって、自分の庭へ植えたもので、今、お客様たちが「わーステキなお庭ね」と
言って下さるお庭が出来ています。
木も、宿根草も、ハーブも、球根も、タネも。

今までの課題は この売れなかったけど、植えたら絶対に可愛いお花や花木の良さを
いかに小さな苗の時に伝えられるかでした。

今年はそれが、ちょっと出来た年だったように思います。












by solaogplanta20 | 2024-07-08 00:07 | 作業日誌 | Comments(0)

ハーブのお仕事と日常の事などを書いています


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