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球根の植え方

球根の植え方のお尋ねも頂くので書いてみます。

球根を植える深さは大体球根3つ分くらいの深さ

大きい、小さいがあると思いますが、球根3個分を目安に植えています。

その時に3つ分くらいの穴を掘って植えると、穴の下は固い土のままです。
それだと、根が張る部分が硬くて、上手く根が伸びにくく、
根が上手く伸びないと、地上部の成長もあんまりよくないです。

我々は土の上と、土の下は大体同じくらいの長さだと思っています。
あんまり大きくならなかったという場合は
土の下の根があんまりうまく伸びられなかったのかな?と思います。
球根の植え方_f0400078_15524804.jpeg
そこで、球根を植える深さは3つ分ですが、
その2倍か、3倍くらい分深く掘って土を耕して柔らかくします。
そこに緩効性肥料を軽めのひとつかみ位入れて混ぜます。

それから掘り上げた土をほぐしながら戻して、
改めて植えるための穴を開けます。

そこに最低でも3球、私は大体5球くらいずつ固めて球根を植えます
球根の上下はそれぞれあるので、もしよかったら購入する時に都度聞いて下さい。

苗はゆったりとスペースを取って植えた方がよいのですが、
球根は何球かまとめて植えた方が発芽も良いですし、成長もよく
お花もよく咲きます。

球根を植えたら土をかぶせて、しっかりと上から圧をかけます。
手でも良いですし、足でもいいので、植えた場所の土を上から押して
しっかりと球根と土が密着するようにするのがポイントです。
これは種まきも同じです。

秋の地植えの場合は水やりはいりません。
そのままほったらかしです。

来年春に芽が出てくるのを待つだけ。

我が家では球根をどこに植えたか分からなくなるので、
植えたあたりに支柱を立てて目印にしています。
球根の植え方_f0400078_18090548.jpg


チューリップは丁寧にされる方はお花が咲いた後、葉っぱが枯れてから
1回掘り上げて乾かして、秋に植え直されるのですが、
我が家はチューリップも植えっぱなしです。

消えてしまったり、色が変わったりする場合もありますが、
特に気にしないので、そのままです。

来年もしっかり咲かせたい方はお花が終わりかけになったら、
早めにお花を切って、緩効性肥料を追肥して、
葉は枯れるまで絶対にそのままにして付けておいてください。
球根にどれだけ栄養を蓄えられるかは
花が終わってからが勝負です。

チューリップに限らず、クロッカス、チオノドグサ、ムスカリ、スノードロップ
スイセン、アネモネ、ヒヤシンス、ユリ
どれも植えっぱなしで翌年も咲いてくれるので、
一度植えたら毎年楽しめる球根植物です。

5球ずつ固めて植えるとこんな感じ。
球根の植え方_f0400078_15205733.jpg
咲くとこんな感じ。
球根の植え方_f0400078_15213486.jpg
球根の植え方_f0400078_15225527.jpg
そして植えっぱなしで、ちょっとづつ増えていきます。
最初は5球でしたが2年後には2倍くらいになってました。
球根の植え方_f0400078_15305584.jpg
植えっぱなしだと、やはりいつか消えちゃったりしますけど、
球根の植え方_f0400078_10365109.jpg
球根3個分よりもっと深く掘る。
植えた後にしっかり土を踏む。

という事をぜひやってみてください。



by solaogplanta20 | 2024-09-26 00:36 | 栽培方法 | Comments(0)

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