球根の植え方
2024年 09月 26日
球根の植え方のお尋ねも頂くので書いてみます。
球根を植える深さは大体球根3つ分くらいの深さ
大きい、小さいがあると思いますが、球根3個分を目安に植えています。
その時に3つ分くらいの穴を掘って植えると、穴の下は固い土のままです。
それだと、根が張る部分が硬くて、上手く根が伸びにくく、
根が上手く伸びないと、地上部の成長もあんまりよくないです。
我々は土の上と、土の下は大体同じくらいの長さだと思っています。
あんまり大きくならなかったという場合は
土の下の根があんまりうまく伸びられなかったのかな?と思います。
そこで、球根を植える深さは3つ分ですが、
その2倍か、3倍くらい分深く掘って土を耕して柔らかくします。
そこに緩効性肥料を軽めのひとつかみ位入れて混ぜます。
それから掘り上げた土をほぐしながら戻して、
改めて植えるための穴を開けます。
そこに最低でも3球、私は大体5球くらいずつ固めて球根を植えます
球根の上下はそれぞれあるので、もしよかったら購入する時に都度聞いて下さい。
苗はゆったりとスペースを取って植えた方がよいのですが、
球根は何球かまとめて植えた方が発芽も良いですし、成長もよく
お花もよく咲きます。
球根を植えたら土をかぶせて、しっかりと上から圧をかけます。
手でも良いですし、足でもいいので、植えた場所の土を上から押して
しっかりと球根と土が密着するようにするのがポイントです。
これは種まきも同じです。
秋の地植えの場合は水やりはいりません。
そのままほったらかしです。
来年春に芽が出てくるのを待つだけ。
我が家では球根をどこに植えたか分からなくなるので、
植えたあたりに支柱を立てて目印にしています。
チューリップは丁寧にされる方はお花が咲いた後、葉っぱが枯れてから
1回掘り上げて乾かして、秋に植え直されるのですが、
我が家はチューリップも植えっぱなしです。
消えてしまったり、色が変わったりする場合もありますが、
特に気にしないので、そのままです。
来年もしっかり咲かせたい方はお花が終わりかけになったら、
早めにお花を切って、緩効性肥料を追肥して、
葉は枯れるまで絶対にそのままにして付けておいてください。
球根にどれだけ栄養を蓄えられるかは
花が終わってからが勝負です。
チューリップに限らず、クロッカス、チオノドグサ、ムスカリ、スノードロップ
スイセン、アネモネ、ヒヤシンス、ユリ
どれも植えっぱなしで翌年も咲いてくれるので、
一度植えたら毎年楽しめる球根植物です。
5球ずつ固めて植えるとこんな感じ。
植えっぱなしだと、やはりいつか消えちゃったりしますけど、
球根3個分よりもっと深く掘る。
植えた後にしっかり土を踏む。
という事をぜひやってみてください。
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by solaogplanta20
| 2024-09-26 00:36
| 栽培方法
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