2024年 お庭造りの感想
2024年 11月 01日
今年の庭造りの感想、
昨年からの頑張りが、少し見えたお庭になりました。
昨年はジギタリスやデルフィニウムなどの大型になる宿根草を
メインに植え込みをしました。
ジギタリスは冬越し出来ずに消えることも多いので
数個を固めて植える作戦で、4株を固めて植えました。
1株ずつ植えたものは小さめでしたが、
4株まとめて植えたものは1m越えの立派な株になりました。大成功です。
デルフィニウムは夏の暑さに弱いので、本州では1年草扱いですが
函館では2年くらいはいけるので、2年目を期待して5,6株植え込みしたのですが
1つも出てきませんでした。
昨年の夏は本州並みだったからか、残念でした。
背丈は中型ですが、大きく広がるキャットミントは
思い通りに大きく育ちました。
大体、キャットミントは場所も土壌も選びません。
丈夫な植物なので、問題なしです。
現在はこのコンクリートの敷石が隠れてしまうくらい広がっています。
そこまで期待していなかったのですが、昨年苗がたくさん売れ残ってしまったので
残った分全部植えました。3,4倍くらいに大きくなって、花期も長かったです。
あとはちょこちょこ植えた宿根草は良かったり悪かったり、
宿根草はその種類によって、翌年、ぐっと大きくなるもの、
2,3年かかって大きくなるものなど、様々なので、
少し広めな視野で見るようにしています。
リクニスとベロニカ オーストリアカ、ステキな感じになってました
大きな変化があったのは宿根草ガーデンの向かい側にある一年草ガーデン。
昨年種まきしたジャーマンカモミールのこぼれ種がたくさん発芽して
ジャーマンカモミール畑になりました。
同じように昨年コーンフラワーの株も30株くらい植えておいたものの
こぼれ種も発芽。
自分の想像以上に良く育ってくれて嬉しかったです。
ただ、長くは咲いてくれません。
初夏までで、その後は枯れてしまうのですが、来年のために種をこぼすために
汚いまましばらく放置しなければなりません。
フェンスの脇に植えたテマリシモツケも結構もさもさに伸びてます。
剪定したほうが良いのかちょっと迷ってます。
まだ垣根の代わりになるほどではないですね。
奥側のエリアに植えたアジサイは大きくなっているようでそうでもないです。
確かに、アジサイは3年は辛抱しないと良くなった実感がわかないもので、
お客様たちにもいつも言っているのですが、
「まだかー」と思う気持ちが分かります。
気が変わったので、壁側のアジサイを掘り起こし、アナベルを植えかえました。
3,4年して、とてもよくなってから植え替えるより、
1,2年目のまだ良く形になっていないところでの植え替えの方が
リスクも少なくて、結構上手くいくことが多いです。
そして、昨年植え替えした大事な大事なガリカローズのシャルルドミル。
あまりにも太い根が張り過ぎていて、掘り上げるのに父と元スタッフTさんと大苦戦して、
最後に父が、一番太い根を思いっ切り根元から引きちぎって、何とか掘り上げました。
その瞬間、ダメな予感がしました。
移植して、念のため、ムシロもまいて冬越しさせたのですが、
枯れ枝のまま、新芽は出てくれませんでした。
諦めきれず、この秋まで、そのまま待ち続けましたが、ダメでした。
残念です。とっても悲しい。(奥の枯れ枝です)
長年たっていて、良く育っているものほど、植え替えはリスクが高くなります(涙)
そういえば鉢植えにしたヒメウツギが今年、とっても良くなって、お花も満開でした。
確か、一昨年、ものすごくお高い苗で入荷したやつです。
可愛さで仕入れたのですが、お高すぎて、確かお一人しか買われなかった。
昨年は少し安くなっていたので、また仕入れたのですが、
やはりお一人しか買われなかった。
花木はどうしてもお値段がはるのですが、
長年、楽しめて、株もとっても大きく育つので長い目で見ると良いものなのですが。
今年、満開になったこの株を見て、全員苗を買われました。
誰も、高いですね。とはおっしゃらなかったです。
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by solaogplanta20
| 2024-11-01 00:28
| お庭
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