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ソラプラ作業日誌(1月20日の週)

1月20日(月)
出張で、約1週間留守にしていましたら、室内は5℃になっておりました。
寒い。どこもかしこも寒い。
ですがもう寝るだけなので、ストーブも焚かないまま寝ました。

朝、普段は焚かない事が多いのですが、家中が冷え切っていたので
ストーブを焚くことにしました。
いつものように薪を入れ、炉内も冷え切っているので、
燃えやすいように細かめの薪を多めに入れて、火を付けました。
始めは中々燃えないのはいつもの事なので、
2階に上がってご飯を食べて、10分か、15分か、
1階に降りたら、恐ろしい光景が。。。。
ストーブのありとあらゆる隙間から煙が噴き出ている光景です。

え!?ヤバ!!と思いつつも、やや自信がある薪ストーブ歴3年目
こんな時は窓を開けたら大丈なのよね。と、窓を開けましたが
一向に煙はおさまらず、ストーブの中では火が、燃えているので
煙はどんどん出ます。

煙は止まらない、ストーブの中の火は燃えている、部屋はどんどん煙が充満。

スリッパのまま走りました。ありとあらゆる窓を開け、玄関のドアもあけ
これ以上開ける場所はないけど、煙は止まらず。

薪ストーブの大石君に電話をかけます。
「大変です。煙がありとあらゆるところからふき出して止まらないの」
「まさか、煙突開け忘れていないよね?」「開け忘れてません!!」
「なんでかなー」と言っている間に いよいよ火災警報器が鳴り出しました。
はじめて聞きました。火災警報器。
どうしよう、どうしよう。。。と言っている間に
2回目の火災警報器が。「火事です!火事です!」

「燃えている薪をストーブから出して缶とかに入れて外に出すしかない!」
という冷静な指示を受け、火災警報器が鳴り響く中
大慌てで燃えている薪を火ばさみではさみ、
バケツに入れて蓋をして外に出しました。(パジャマです)
その際、ものすごい燻っている煙を吸って、煙を吸って死んでしまうとは
こういうことかと考え、軽いパニックになりながらも
何とか事態を納めました。(この間の行動の記憶、ほぼ無しです)

ホッとして、家に戻ると、
我が家の薪ストーブは何事もなかったような静かな佇まい。
確かに、火災警報器が火事です!と叫びましたが、火事ではないので
燃えている薪を出せば静かなままです。
あれ?何だったのかな?と思いました。

冷静さを取り戻し、空気清浄機をかけながら、
「収束したので、慌てなくて大丈夫です」と、
大急ぎで向かってくれているであろう薪ストーブの大石君にラインしました。
電話の途中でスマホをぶん投げて、薪の対応していたので
さぞやびっくりした事でしょう。

大石君が到着し、煙突を確認してもらいましたが、つまりもなく問題なし。
てっきり留守中に煙突が壊れてしまったのかと思ったのですが。
その後、普通に薪を入れ直し、焚いてみたら
普通に煙も充満せずによく燃えて、煙も勢いよく昇っていました。

いったい何だったのか。。。。
すっかり慣れて、慢心していたのは否めません。
初心に戻って、2025年は薪ストーブに向き合いたいと、心に刻みました。

「いやー、何も問題ないのに、これだけ煙出した人は初めてだ」と
言われながら、もうどこもかしこも煙臭が残る室内で途方にくれました。

消臭力はピカイチなエアドックも力尽き、
今、洗濯できそうな ありとあらゆる布系を洗濯し、
床と壁を水ぶきしまして、50%というところ。

うわさに聞いたファブリーズを投入。
今まで、そういう化学成分的なものは好きではないのよね。と
天然にこだわっていましたが、これがとても素晴らしい効果を発揮しています。
只今、3本使い切り、やっと85%まできました。

まだほのかに残る煙臭を良しとすることが出来ないので、
今、あらゆるところに重曹を置いています。

年明け早々、やらかして、
もうすでにエネルギーの消費量としては 
2025年は9月分くらいまで使ってしまった気分です。
今年は騒がず、落ち着いて、粛々と物事に取り組みたい。

今週は週明け早々事件を起こし、
その後は消臭のために洗濯機を1日2回づつ回し、
ありとあらゆる場所を拭き掃除して、ファブリーズを吹きかけまわし
寒い中窓を開け続け、それでも収束しない煙臭。

ちょっぴり落ち込んで涙が出ます。

ですが、あの渦中に大石君と電話が繋がっていてよかった。と
改めて思いました。もし、電話が繋がらず一人でオロオロしている時に
火災報知器が鳴り出したらと思うと。。。。
冷静な判断が出来ていたかどうか。

大事件を知らずに店にいた父にこの事を報告したら
「よかったな。お前のうちの火災報知器はちゃんと作動してたな」と
おっしゃってました。
まあ、ひとつ良い事をあげるとすると、確かに火災報知器は壊れてませんでした。
今後も安心です。
ただ、火災報知器は鳴るだけで、何もしてくれない事も分かりました。

大事件直後のストーブ。何事もない様子。
ソラプラ作業日誌(1月20日の週)_f0400078_15114888.jpeg
今週は煙に始まり、煙臭の対応に終わる。
ほとんどこちらにエネルギーを使いきりました。
洗える布系はすべて洗濯。
洗えないかカーペット、カゴ、カーテン、壁にはファブリーズで消臭。
ファブリーズは5本使いました。
木の床と棚、そして手の届く範囲の天井は精油(レモン)を入れて水ぶき。
レモンの精油は2本使いました。

消臭の後からは毎日、窓を明け、エアドックをかけ。
それから精油をディフューズ、
ユーカリラディアータ、ラベンダー、ティーツリー、レモン、フランキンセンスなどを
活用しました。

室内で過ごす分にはまったく匂いは感じられなくなりましたが
ふとした瞬間に気になる感じが、まだあきらめきれません。
現在もなお、まだ消臭できるところがあるのではないか?と室内を見回しては
おもむろに拭き掃除をしております。

冷静になったところで、大石君の見解は
こういう暖かい風のない朝に起こりやすいそうです。
上手く煙が煙突に上がらず、逆流してしまう。
換気扇をかけたりする時もおこりやすいのですが、今回換気扇は回していなかった。
1週間留守にして、完全にストーブが冷え切っていたことも重なり、
燃えが悪いのに、気にせず、別室で呑気にご飯を食べて、対応が遅れたこともあり。
薪ストーブ3年目、まだまだプロにはなれない。
経験が必要です。


1月30日(木)
煙臭も収束。今はもう日常に戻りました。
ご心配をおかけしました。もう大丈夫です!
ブログを読んでくださっている方々は いつも自分のことのように心配して下さったり、
喜んだりしてくださるので、本当にありがたく、
そして、毎度何か事件をやらかしてしまうので恐縮です。
いくつになっても落ち着きが足りない。
反省をしつつ、普通の日常の幸せをかみしめております。




by solaogplanta20 | 2025-02-03 00:43 | 作業日誌 | Comments(0)

ハーブのお仕事と日常の事などを書いています


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